1 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 22:58:24.96 ID:
1QeXyPUV0 原作との違い、ストーリーの矛盾などは目を瞑っていただけるとありがたいです
物語の一番最初からの話の修正版から投下していきますのでご了承ください
2 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:00:25.50 ID:
1QeXyPUV0 ?「ドラミ、21世紀の例の時代で、小規模な亜空間の発生が観測された」
ドラミ「ということは、遂にあの時代に……」
?「ああ、多分そういうことだ。ものがものだ、大事になるぞ、そして」
?「お前はあいつに報告、計画を実行に移すことを伝えろ、実行期間は明日より一週間、いいな」
ドラミ「……わかりました」
3 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:01:56.94 ID:
1QeXyPUV0 野比家
のびた「いい加減にしろ!さっさと僕の見たい番組見せてくれよ!」
ドラえもん「いいじゃないか!ワールドキャットショーなんて最高の番組、一年に一回しかないんだぞ!
君は僕に見せるべきだ!」
のびた「なんだと!僕は毎週欠かさずつばさちゃん主演のドラマを見てるんだぞ!
今週なんて一番盛り上がってるところだ!君こそ僕に見せるべきだよ!」
ドラえもん「僕はひかないぞ!ほら見ろよ!
今出てる猫なんて最高にかわいいじゃないか……あぁ、いい……!君は宿題でもしてろ!」
のびた「宿題が終わったからテレビ見ようとしてるんだぞ!おい、いい加減にしろよ……!」
のびた「ドラえもーん!!!!」
4 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:02:54.42 ID:
1QeXyPUV0 ドラえもん長編 のびた中学生編
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/04(土) 23:03:56.53 ID:rz29exYhO
待ってたよ
6 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:04:15.31 ID:
1QeXyPUV0 ジャイアン「もうすぐ夏休みだね、スネオ君」
スネオ「そうだね、もうすぐ夏休みだねえ、ジャイアン」
のびた「……なんで二人ともこっちを見るのさ」
ジャイアン「いやぁ別に?ただのびた君は今年の夏は楽しいことになりそうだと思ってね
」
スネオ「のびた君にはどこでも連れて行ってくれるやさしいロボットがいるから
うらやましいなぁと思ってね」
ニヤニヤ笑いの二人、こんな時、二人がどんなことを言ってくるのかは僕は大抵知っている。
8 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:05:39.72 ID:
1QeXyPUV0 のびた「……スネオの別荘にでもいけばいいじゃないか」
スネオ「ああ、それもいい」
ジャイアン「しかし僕らは健全な男子だ」
ジャイアン・スネオ「「女の子と楽しい夏休みを過ごしたい!」」
のびた「出たよ……」
最近ジャイアン達はやたらと女の子のことを話題にだす。考えてみれば無理もない、
僕らは中学二年生、青春ど真ん中、思春期まっしぐらなのだから。
のびた「それはいいとしてなんで僕に言うのさ?」
ジャイアン「いい質問だな!」
9 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:07:21.25 ID:
1QeXyPUV0 スネオ「しかしわかりきったことだろのびた!」
ジャイアン・スネオ「「ドラえもんの道具で女の子と仲良くなりたい!」」
出たよ、二人ともこういうことに関してはドラえもんを頼るんだから
のびた「二人ともちょっとは自分で努力しなよ」
ジャイアン「おめーに言われたくねーぜのびた!いつも、どらちゃーん!!とか言って泣きついてるくせに!」
のびた「いつの話だよ……」
小学校のころの話だ、あのころはよく二人に泣かされてたっけ……
スネオ「そんなこと言ったってのびただって青春したいだろ?」
その言葉に、僕の気持ちが揺らいだ。
10 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:08:27.26 ID:
1QeXyPUV0 確かに僕にはしずかちゃんという未来の結婚相手がいる。それでも、だ。
浮気というわけでもなく、しずかちゃんが嫌いというわけでは全然なく、
僕はもう少しいろんな女の子と仲良くなってみたい、とは常々考えていた。
のびた「……たぶん怒られるけど一応言ってみるよ」
ジャイアン「おお、心の友よ!ドゥフフ……」
スネオ「さすがのびちゃん!ぬふふ……」
のびた「そりゃ僕だって彼女ほしいし。フヒヒ……」
しずか「なんの話?」
11 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:10:03.61 ID:
1QeXyPUV0 ----
ジャイアン「げえっ!しずかちゃん!いつの間に!?」
なんてこった、しずかちゃんの登場だ、
このままでは僕らの計画が破綻することになる!それはなんとしても避けたい!
のびた「こここ、これはねしずかちゃん!」
しずか「あ、わかった」
しずか「毎年恒例の夏休みの旅行計画ね!?」
のび・すね・じゃい(終わった……)
13 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:11:17.61 ID:
1QeXyPUV0 しずか「これからドラちゃんと相談して本格的な計画立てるんでしょ?私も手伝うわ!」
のび・すね・じゃい(グッバイ、俺たちの性春の夏……)
しずか「あ、今年はちょっと人数増やしてみない?」
のび「……え?」
スネオ「それって……?」
しずか「私の友達も誘ってみていいかしら?」
ジャイアン「……つまり?」
しずか「だから、女の子もちょっと誘っていいかなって」
のびた・スネオ・ジャイアン「……」
しずか「ダメかな、やっぱり」
のびた・スネオ・ジャイアン(来たぜ俺たちの性春の夏!!!!)
14 :
1 ◆v98fbZZkx. [sage]:2008/10/04(土) 23:13:18.95 ID:
1QeXyPUV0 のびた「全然いいよ!?」
ジャイアン「むしろウェルダンだぜ!」
スネオ「ジャイアン、ウェルカムだよ!僕も構わないよ!?」
しずか「よかった!」
しずか「じゃあ出木杉さんも誘いましょ!」
のびた(……でき……すぎ?)
ジャイアン(成績優秀、スポーツ万能)
スネオ(廊下ですれ違うたびキャーキャー言われる人気ナンバーワンの出木杉?)
のび・すね・じゃい(グッバイ、俺たちの性春の夏……)
出木杉に女の子は全員とられる、あぁ、悲しきかな、僕らの計画は失敗に終わりそうだった。
15 :
1 ◆v98fbZZkx. [sage]:2008/10/04(土) 23:14:24.00 ID:
1QeXyPUV0 野比家 のび太の部屋
のびた「聞いてるかいドラえもん」
ドラえもん「何回も聞いたよ、みんなで夏休みに遊びたいんだろ?夏休みくらい好きな道具貸すし、
なんとかしてやるよ」
のびた「うん……悪いな……でも」
ドラえもん「?」
のびた「出木杉も誘うってことはしずかちゃん、やっぱりあいつのこと好きなのかな?」
ドラえもん「……」
のびた「僕は本当にしずかちゃんと結婚できるのかな……」
ドラえもん「……弱気になるなよ、ほらもう寝ようよ。電気消すぞ」
のびた「……うん」
パチッ
16 :
1 ◆v98fbZZkx. [sage]:2008/10/04(土) 23:15:29.99 ID:
1QeXyPUV0 ドラえもん「のびた君、明日は家にあんまり早く帰ってこないでね」
のびた「どうして?」
ドラえもん「察してくれよ、僕も男だぜ」
のびた「ミーちゃんと遊ぶのか……生意気だぞロボットのくせに」
ドラえもん「中学生に生意気呼ばわりされたくないな」
のびた「年は大して変わらないぞ!」
ドラえもん「精神年齢的にぼくの方が上さ!」
のびた「なんだよエロ猫のくせに!」
ドラえもん「黙れこの思春期まっしぐら!」
「このデブ!」「なんだとメガネ!」「なんだと!?君は今全世界のメガネを敵に回したぞ!」
「かかってこいよ!そのレンズ叩き割ってやる!」「タヌキのくせにセリフが物騒だぞ!」
「た、タヌキ!?それを言っちゃあおしまいだよ!」
このとき僕はまだ思っていたんだ。
いつも通りの楽しい夏休みが来る。
根拠なんてなかったのに。
17 :
1 ◆v98fbZZkx. [sage]:2008/10/04(土) 23:17:09.08 ID:
1QeXyPUV0 次の日 のび太の部屋
ガララ……バタン
ドラえもん「やあ」
ドラミ「お久しぶりです。お元気そうでなによりです」
ドラえもん「……で、用件は?」
ドラミ「……そっけないですね……ついに奴らの活動が確認されました」
ドラえもん「……そうか、遂に……来たか」
ドラミ「あなたには任務を次の段階に進めてもらいます」
ドラえもん「……どうしても、か?」
ドラミ「……はい」
18 :
1 ◆v98fbZZkx. [sage]:2008/10/04(土) 23:18:09.63 ID:
1QeXyPUV0 ドラえもん「いつまでだい?」
ドラミ「遅くとも一週間以内……」
ドラえもん「はは、ずいぶん早いんだな……」
ドラミ「すみません……」
ドラえもん「君が謝ることじゃないし、謝ったところでどうにもならない」
ドラミ「……」
ドラえもん「僕はこのためにこの時代に来たんだ。そうさ、むしろ『おめでとう』って言ってほしいな」
ドラミ「……よろしくお願いします」
ドラえもん「ああ、ヘマはしないさ」
ドラミ「……ではまた来ます」
ドラえもん「……ああ」
ガララ……バタン
ドラえもん「うれしく思うはずなのに、なんで涙が出るのかね、おかしいなあ、僕はロボットなのに」
ドラミ「ごめんね……お兄ちゃん……ほんとに……」
19 :
1 ◆v98fbZZkx. [sage]:2008/10/04(土) 23:19:32.02 ID:
1QeXyPUV0 数時間後、居間
テレビ『……警察官二名が何者かに襲われ意識不明の重体になっており、警察では現在……』
のびた「うわ、この近くじゃないか……なんか怖いねえ」
ドラえもん「……!」
のびた「ドラえもん?」
ドラえもん「……ん?どうしたの?」
のびた「どうしたのじゃないよ、なんか変だよ?さっきからぼーっとして」
ドラえもん「……風邪でも引いたのかな」
のびた「ロボットなのにか?」
ドラえもん「僕くらい高性能になると風邪も引くのさ」
のびた「ははっ変なロボットだな」
ドラえもん「変人の君に言われたくないよ……先に寝るよ」
のびた「うん、おやすみ……って変人とか言うなよ人聞きの悪い!」
とことことこ
ドラえもん(本当、変なロボットだな僕は……)
20 :
1 ◆v98fbZZkx. [sage]:2008/10/04(土) 23:21:28.15 ID:
1QeXyPUV0 次の日 学校
キーンコーンカーンコーン
今日の授業が終わった
ジャイアン「あー終わった終わった!明日は終業式だから授業少ないし、今日は遊べるな!」
のびた「よく言うよ、毎日がホリデイみたいなことしてるくせに」
ジャイアンは一年生の頃野球部に入っていたが、二年になってからは辞めてしまい、
それ以来放課後は僕やスネオと遊びまくっている。
でも野球自体は辞めていないようで、休みには草野球をしていることもある。
21 :
1 ◆v98fbZZkx. [sage]:2008/10/04(土) 23:23:00.23 ID:
1QeXyPUV0 ジャイアン「俺はお前と違って店番あんの!」
スネオ「なんだよ・・・昨日僕にやらせて再放送ドラマみてたくせに・・・ブタゴリラめ」
ジャイアン「なにか言ったかねスネオ君?」
スネオ「何も言ってないよ」
ジャイアン「このキツネ野郎!!」
スネオ「聞こえてるじゃないか……!ぎゃああ!!間接!決まってる!!
そっちには曲がらないいいぃ!!」
はる夫「でたーー!ジャイアンの四十八の関節技の一つ!ストレートアームバーだー!」
安雄「スネオー!肘を返させるなーっ!」
安雄とはる夫も同じ中学だ、ジャイアン達程ではないけど、気軽に話せる友達だ。
ジャイアン「いいやっ限界だ!返すね!!」
スネオ「ぎゃあああああぁぁ!!」
やす・はる・のび「す、スネオォォー!!」
スネオだってジャイアンだって本気じゃない。これが僕らの日常なんだ。
騒がしいようでささやかな、退屈なようで楽しい。そんな毎日が僕らの日常なんだ。
23 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:24:52.86 ID:
1QeXyPUV0 放課後 美術室
のびた「よう」
出木杉「やあのびた君、今日は部活に出るんだね!よかったよ」
のびた「僕だってそんなに来てないわけじゃないぞ」
出木杉「うん、わかってるよ。ただ今日はミーティングがあるからさ」
僕は中学校で美術部に入っている。小学校のころは絵が下手糞であんまり好きじゃなかったけど、
中学校に入ってからなんだかわからないけど少し絵が上手くなって好きになってきた。
父さんに似たのだろうか。
のびた「しかし出木杉は真面目だな、毎日部活に出てるんだから……
火曜と木曜だけでればいいじゃないか」
出木杉「はは……なんだかさ、絵描いてるのが好きなんだよ、落ち着くんだ。のびた君もそうだろ?」
のびた「……まあ嫌いじゃないさ」
出木杉も一緒の美術部だ。
同じ小学校で美術部にはいっているのは僕と出木杉だけだ。
だから必然的に小学校の時よりも仲良くなった。
24 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:26:26.57 ID:
1QeXyPUV0 のびた「ところでさぁ」
出木杉「なんだい?」
のびた「今年の夏休みみんなで旅行でも行かないか?」
出木杉「へえ!嬉しいな!誰が来るんだい?」
のびた「僕にジャイアンにスネオだろ?それにしずかちゃんとその友達……
だれかはわかんないんだけどさ」
出木杉「楽しそうじゃないか!是非僕も行かせてくれよ!」
のびた「あぁ、いいよ。……しずかちゃんが来てほしいって言ってたし」
出木杉「しずかちゃんが……?」
のびた「どうしたんだ?」
出木杉「……いや、なんでもないよ」
25 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:27:34.04 ID:
1QeXyPUV0 一瞬出木杉が不思議そうな顔をしていた気がする。
出木杉「そう言えばさ……のびた君」
のびた「?」
出木杉「昨日の魔女っ子メロンちゃん観たかい!?凄く面白くてさ!!」
のびた「……悪い、見てない」
出木杉「そう……面白いんだよ!今度観てみなって!」
のびた「あ、あぁ」
出木杉がアニメ好きだってことも、仲良くならなければわからなかったことだ。
アニメについて話すときの出木杉の目は普段見たことがないくらい輝いている。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/04(土) 23:28:10.71 ID:hcHNcU8d0
支援
27 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:29:01.51 ID:
1QeXyPUV0 帰り道 本屋
僕は本屋に立ち寄っていた。
僕もドラえもんも大好きなフニャコフニャオ先生の最新作の発売日なんだ、買わないわけがない。
?「おい野比?野比じゃないか?」
のびた「あれ……先生じゃないですか!お久しぶりです!」
声をかけてきたのは小学校の時の恩師だ。懐かしい。最近は会っていなかった。
先生「いやぁ大きくなったな!見違えたぞ!」
のびた「ははは、そんなことないですよ、先生はおかわりないですね」
先生「ははは!……そうだ野比、これから私の家で少しお茶でもどうかね?
ちょうどもらったお菓子があるんだ」
のびた「お菓子!?はい、じゃあ寄らせてもらいます!」
先生「ふふ、……君はかわっとらんな」
28 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:30:15.20 ID:
1QeXyPUV0 先生の家
僕は中学生活のことを話した。同じ小学校のみんなのこと、
絵が好きになって部活をしていること。勉強のこと……先生は笑って聞いてくれていた。
先生「……なあ、野比。少し話があるんだ」
のびた「なんです?」
先生「私のクラスの子にな、いつも一人でいる子がいてな。
その子に理由を聞いてみても教えてくれないんだが……一つ質問されたんだよ」
先生「なんで人は生きるんですか?……ってな」
先生「最近の小学生は難しいことを考えるんだなぁ、とつい思ってしまってなぁ……
野比、君ならどう答える?」
のびた「うーん……」
先生「あんまり考えなくてもいいんだぞ」
29 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:31:29.99 ID:
1QeXyPUV0 のびた「……わかりません、そんなの」
のびた「そんなこと、真面目に考えたことありませんでした」
先生「……」
のびた「あ、やっぱり……駄目ですか?」
先生「ふふふ……いいや、野比。それが正解だ」
のびた「え?」
先生「考えても仕方がないんだよそんなことは。考えても答えは出ない。
そんなことを考えるのは時間の無駄だ……
野比、私が昔君に話した『目はなぜ前についているのか』というのを覚えているのか?」
のびた「もちろんですよ!前を向いて前へ前へと進むためです。くだらない失敗などで落ち込まずに!」
この言葉は僕の大好きな言葉になっていた。
先生の言葉で一番感動した言葉でもある。忘れるはずがない。
30 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:32:41.62 ID:
1QeXyPUV0 先生「つまりはそういうことさ、なぜ生きるのかなんて死んだ時にでもわかる、
その時まではわからない。だから野比、前へ前へと進みなさい。少年時代はそれが正しい」
のびた「……なんで先生はその話を僕に?」
先生「……その子の目が昔の君に似ていてな……つい話してしまった」
のびた「僕はそんなひねた子どもじゃないですよ」
先生「遅刻と居眠りの常習犯が良く言えたな」
のびた「うっ……それは……」
先生「ははは!」
のびた「今度は、剛田たちも連れて来ますよ」
先生「おお、そりゃあ楽しみにしとるよ!」
31 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:34:30.52 ID:
1QeXyPUV0 野比家
のびた「ドラえもん、まだ寝ないのか?」
ドラえもん「今度ミーちゃんとデートなんだ。その準備さ」
のびた「やれやれ、さっさと結婚しちゃえよ。何年間の付き合いなんだよ」
ドラえもん「中学生に結婚については言われたくないな。早く寝ろよ」
のびた「わかったよ……なんか最近君ピリピリしてないか?」
ドラえもん「……そんなことないさ、お休み」
カチッ
どうしたんだろドラえもんのやつ、何やってんだろう。
まあ僕には関係ない。暖かい布団で寝る!ああ、なんと素晴らしいことか!
32 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:35:44.88 ID:
1QeXyPUV0 次の日 学校
ジャイアン「のびた!お前昨日のつばさちゃんの歌番組みたか!?」
のびた「……あ、忘れてた!」
ジャイアンは小学校の頃からアイドル、伊藤翼ちゃんの大ファンだ、もちろん僕も大好きだ。
スネオ「馬鹿野郎!お前それでも男か!」
ジャイアン「ああ、のびたよ、俺は今がっかりしているぞ、実にがっかりだ。
つばさちゃんの可憐さについて存分に語ろうと思ったのに、
そして一緒に出ていたあのデスメタルバンドについても語ろうと思っていたのに……」
のびた「しょうがないだろ、漫画買ったんだから……
あとクラッシャー大岩さんのトーク番組があったんだよ、それ観てたな」
33 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:37:13.57 ID:
1QeXyPUV0 スネオ「クラッシャー大岩!?誰だよそれ!おいのびた!
つばさちゃんのほうがそんなのより何倍もいいだろうが!このフナムシ野郎!」
ジャイアン「……フナムシ野郎はてめえだスネオ!
クラッシャー大岩さんの悪口を言うやつは俺が許さねええぇ!!」
スネオ「え!?ジャイアンも知ってるの!?っていうか関節!関節!!イタイイタイ!」
はる夫「でたー!ジャイアンの四十八の関節技の一つ!脇固めだー!」
安雄「スネオー!支点をずらせーっ!腕を持っていかれるぞーっ!」
ジャイアン「メッタメタにしてやるぅ!!オラァ!」
ギシッ!メキメキ……
スネオ「あばばばばばばば!!!」
のび・はる・やす「「「す、スネオォォォー!!!」」」
34 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:38:38.25 ID:
1QeXyPUV0 野比家
のびた「ただいまー……ドラえもん、どうしたんだ?どら焼きとお茶を用意して僕を待ってるなんて……
頭でも打ったのか?」
ドラえもん「失礼な奴だな君は……なあのびた君、少し真面目な話をしたいんだけど」
のびた「……どうした改まって。言ってみろよ」
ドラえもん「君は今の日常が大切か?」
のびた「……どうした急に」
ドラえもん「真面目な話、と言ったはずだぜ、答えてくれよ」
のびた「……聞かなくてもわかるだろ、大切だよ。あたりまえだ、誰だってそう答える」
ドラえもん「その日常に僕は入っているかい?」
のびた「当たり前だろ、わかりきったこと聞くなよ」
ドラえもん「僕はいつか22世紀に帰るんだぜ?それでも僕といる日常が大事だってのか?」
のびた「……それでも、だ。……僕の部屋は狭く感じるくらいでちょうどいいのさ」
35 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:40:48.78 ID:
1QeXyPUV0 ドラえもん「……君に一つだけ言っておく、今の君なら大丈夫だろう」
のびた「……」
ドラえもん「当たり前を、当たり前と思っちゃだめだ」
ドラえもん「当たり前、そんなものいつまでも続かない。そんなもの、すぐに崩れてしまうものさ、
もし僕がいない当たり前じゃない日が来ても……君はそれを当り前に変えるんだ。」
ドラえもん「のびた君、君は本当に成長した、昔と比べるととても成長したよ。もう僕が居なくても大丈夫だと思う」
のびた「……そんなこと言うなよ!まるで……ドラえもんが居なくなるみたいじゃないか!
そんなの!僕は認めないぞ!認めるもんか!」
36 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:42:23.92 ID:
1QeXyPUV0 ドラえもん「……もう、子どもじゃあないだろ君はっ!
僕がいなくなるなんて昔から決まっていたことだろう!」
のびた「いきなりすぎだよそんなの!こんなときだけ大人扱いするなよ……っ!」
ドラえもん「成長しろのびた……ッ!君は立派に成長してきただろう!
これからは僕がいなくても成長するんだ!
いいかい、成長っていうのは自分の当たり前を壊すことなんだ!
『ドラえもんがいる』、そんな当たり前は壊すんだ!成長しろ!君なら難しいことじゃあないだろう!」
のびた「そんなっ……そんなのって……!」
グラッ……
のびた(あれ?なんだ……急に眠く……)
ドラえもん「元気で暮らせよのびた君、また会える日を楽しみにしている」
のびた(畜生……秘密道具か……?)
37 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:43:22.54 ID:
1QeXyPUV0 ドラえもん「しずかちゃんと仲良くしろよ!あと友達も大切にしろよ!」
のびた(ドラえもん……)
ドラえもん「風邪引くなよ!ぱ、パパとママは大事に……しろよ!」
のびた(なんで君……泣いてるんだよ)
ドラえもん「き、君は運が、ないん、だから賭けごとは、やめとけよ!あ、あとその……」
のびた(これじゃあまるで……)
のびた(本当にお別れみたいじゃないか……)
バタンッ
38 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:44:59.14 ID:
1QeXyPUV0 のびた「……朝?」
ガバッ!
のびた「ドラえもん!おい居ないのか!?ドラえもん!!」
どたどたどた
のびた「母さん!ドラえもん見なかったかい!?」
のび母「あらのびた、あなたもう体調はいいの?」
のびた「……え?何のこと?」
のび母「昨日帰ってきたらいきなりのびたが倒れたっていってドラちゃんが言っててね、
それであなたのこと看病してくれてたのよ、ドラちゃん」
39 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:46:10.29 ID:
1QeXyPUV0 のびた(どういうことだ?)
のび母「そうそう、ドラちゃんなら友達と遊びに行くって言って朝早くに出かけたわよ、
何か用事でもあったの?」
のびた「……」
のび母「のびた?」
のびた「あ、あぁ、なんでもないよ、大丈夫。本当になんでもないから……」
のび母「……そう?それよりも早く顔洗って朝ごはん食べなさい」
のびた「うん……」
のびた(ミーちゃんとデートに出かけた?昨日のことは夢……だったのか?)
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/04(土) 23:47:36.21 ID:hKxGrs4/0
支援
41 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:47:48.53 ID:
1QeXyPUV0 学校
終業式が終わって、下校の時間になった。
スネオ「終業式も終わって、明日から夏休みだー!
のびた、明日おまえんちで夏休みの旅行の計画たてようぜ!」
のびた「うん、それいいね」
ジャイアン「明日からは毎日がエブリデイだぜ!」
スネオ「意味がわからないよジャイアン……」
ジャイアン「時にのびたよ、聞いてくれ」
ジャイアン「俺は本格的にバンドを組もうと思う……」
42 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:49:32.30 ID:
1QeXyPUV0 僕はスネオをジャイアンから離れた教室の隅へと連れていった。
のびた「おい、どういうことだよ!冗談抜きで死人がでるぞ!」
スネオ「ジャイアンのやつこの前歌番組に出てた
デトロイトなんとかってデスメタルバンドにハマっちまったんだよ!
それでバンドをやりたいって……僕だって止めたいさ!
でもああなったジャイアンを止めるのは無理だってのびただってわかってるだろ!?」
のびた「そりゃあそうだけど……」
出木杉「やあ、二人とも!どうしたんだい真剣な顔して?」
スネオ「出木杉君!いいところに来た!知恵を貸してくれ!」
43 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:52:19.04 ID:
1QeXyPUV0 出木杉「なるほどね……冷静に考えて、死人がでるね」
のびた「だよね、ライブハウスなんて狭いところでやったら洒落にならない被害が出るよ」
スネオ「あいつがマイクを持って本気で歌うとガラスが割れることもあるんだぜ?一体どうしたら……」
しずか「あらどうしたの、皆真剣な顔して?」
のびた「しずかちゃん……驚かないで聞いてくれ、ジャイアンが……」
しずか「武さんがどうしたの?」
のびた「……相談にのってくれるかい?」
しずか「当たり前じゃない!なんでも言ってよ!」
のびた「ジャイアンがバンドを始めたいらしい……」
しずか「……用事を思い出したわ。皆、さよなら、うふふ」
45 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:55:22.70 ID:
1QeXyPUV0 のびた「あぁ!しずかちゃん!?」
スネオ「逃げたな……うふふ、じゃないよまったく……」
出木杉「とりあえず時間稼ぎだけはしてみよう、ドラえもんならなんとかしてくれるんじゃないかな?」
のびた「そうだね、ドラえもんなら……」
スネオ「……のびた?」
のびた「……」
出木杉「どうしたの?」
のびた「……なんでも、ないよ」
安雄「おーい、お前らなんの話しているんだ?」
はる夫「俺も話にいれてくれよ!」
47 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/04(土) 23:58:31.07 ID:
1QeXyPUV0 その時、僕とスネオと出木杉は一瞬のアイコンタクトを交わした
スネオ「いやあ、実はみんなで今度野球をやろうって話をしていてね!」
のびた「そうそう!」
安雄「おっ!?なんだよ懐かしいじゃないか!俺たちも仲間に入れてくれよ!」
スネオ「お!?そうかい!やってくれるか!
それじゃあジャイアンに『スネオから話は聞かせてもらった、俺たちがやるぜ!』っていってくれ!」
はる夫「わかったよ!へへっ!皆で野球か!久しぶりだな!!」
49 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:01:33.05 ID:
l+dd4Bb00 そして安雄とはる夫はジャイアンの方へ歩いていった。 スネオ「君達の犠牲は忘れないよ……」 のびた「安らかに眠れ……」 出木杉「アーメン……」 その後、安雄たちが泣きそうな顔で僕たちを見てきたが、僕らはそれに気付かないふりをして帰った。 51 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:03:52.87 ID:
RxJhXhnK0
-----
野比家
のびた「ただいまー……ってドラえもんのやつ……まだ帰って来てないのか」
のびた「まいったなー、ジャイアンのことで相談があるってのに」
のびた「夏休みの旅行計画だってまだ話してないこともあるし……」
のびた「そうそう、昨日買った漫画だってあいつ読みたいだろうに、
いつもなら『まだ読み終わらないのかい!?早く貸してくれ!』なんて急かすくせに……」
夕食
のび母「……ドラちゃん、今日はお泊りかしらね」
53 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:05:32.05 ID:
RxJhXhnK0 のび父「はは、ドラえもんだって友達とそういう時もあるさ、のびた、なんでそんな暗い顔をしてるんだい?」
のびた「……なんでもないよ」
カチャ……
のび母「あらもういらないの?」
のびた「……ごちそうさま」
のびた「あいつ……早く帰ってこいよ、ロボットの分際で朝帰りなんて……許さないんだからな……」
ちゅんちゅん……
のびた「……朝……ドラえもん?居るか?」
のびた「……起きるか」
54 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:06:34.44 ID:
RxJhXhnK0 ジャイアンの声「こんにちはー!おばさん、のびた君いますか?」
のび母の声「あら皆していらっしゃい、二階に居るわよ、どうぞ上がって」
皆の声「おじゃましまーす!!」
スネオの声「のびた君のお母さんっていつ見てもお若いですね!」
のび母の声「あら、スネオ君たらお上手なんだから……」
スネオの声「僕は本心を言ったまでですよ!」
のびた「あいつらもう来たな……どうしよう、ドラえもんが居ないぞ……」
ザザッ
ジャイアン「おっす!のびたー!」
スネオ「出木杉君としずかちゃんも来たぞ!」
出木杉「お邪魔するよ」
しずか「あら?ところでドラちゃんは……?」
のびた「それが……」
55 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:07:27.24 ID:
RxJhXhnK0 ガララ……
のびた「ドラえもん!?……って」
ドラミ「皆、久しぶりね」
のびた「……ドラミちゃんか」
ドラミ「話があるの、……本当はのびたさんだけが良かったんだけど……」
ジャイアン「なんだよドラミちゃん、俺たちには言えない話なのか?」
ドラミ「……聞かないほうがいいかもしれないわね」
スネオ「……はは、なんだよドラミちゃん、冗談きついよ、なんでそんな真剣な顔してるんだよ……」
ドラミ「悪いけど、スネオさん。これは今までで一番重大な話なの。聞かない方がいいと言うのは本当よ」
スネオ「……な、なにそんなマジになってんだよ……」
のびた「ドラミちゃん」
のびた「それはドラえもんの失踪と関係があるのか……?」
57 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:08:59.57 ID:
RxJhXhnK0 ジャイアン「ドラえもんが!」
しずか「失踪したですって!?」
スネオ「えぇ?」
出木杉「どういうことだいのびた君!」
のびた「あいつ……帰ってこないんだよ、なんか変なこと言ってから」
ドラミ「……もちろん関係しているわ、それだけじゃない、もっと大きな話になるの」
のびた「ならもったいぶらず話してくれよ!早く!」
ドラミ「……きっとあなたは後悔するわよ、聞いたことに……」
のびた「それでもいいさ、教えてくれよ!」
ドラミ「……あなた達は?」
ジャイアン「わかりきったことだぜドラミちゃん、ドラえもんが居なくなった、
その事実をしって何もしないやつは男じゃないぜ!なあ、スネオ!」
スネオ「え?お、俺は……」
しずか「私は聞くわよ、教えて、ドラミちゃん」
出木杉「僕も聞くよ、どうやらただ事じゃなさそうだ、聞かせてくれ」
スネオ「……」
スネオ「わかったよ!俺もきくよ!聞けばいんだろ!」
58 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:10:27.59 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「少し長くて難しい話になるわよ……まず皆に質問、タイムパトロール隊の役割は知ってる?」
スネオ「えーっと……簡単に言えばタイムマシンを使って法律違反をするやつをとりしまる人たちだろ?」
出木杉「航時法って言ったかな。前にドラえもんから聞いたよ、
過去に影響を与えてはいけない、過去のものを今に持ってきたりしても違反になるんだよね?」
ドラミ「簡単に言えばそういうことになるわね。
じゃあのびたさん、あなたの所にドラえもんさんが来た理由はなに?」
のびた「なんでいつもみたいに『お兄ちゃん』、って呼ばないのさ?」
ドラミ「後で話すわ、質問に答えて」
のびた「……僕の子孫のセワシが、僕のせいで借金が
大変なことになってるってことでドラえもんに今の僕を変えさせようとしたんだろ?」
ドラミ「……何か気付かない?」
60 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:11:47.57 ID:
RxJhXhnK0 しずか「……!おかしいわ!それだと航時法に違反することになる!
過去に干渉して未来を変えてしまうんですもの!」
のびた「……あ!」
ジャイアン「なあ、スネオ、どういうことだ?」
スネオ「ちょっと黙っててね」
ドラミ「そう、その通りよ、ドラえもんさんがこの時代でセワシさんの命令に従うのは航時法違反なの。
でもね、簡単なことでは未来が変わったりタイムパラドックスが起きたりはしないのよ」
スネオ「どうして?」
61 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:13:03.80 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「過去に影響を及ぼしても大抵は効果が無くなるの、
それは世界が強制力を使って世界をあるべき姿に保ってるとしか言いようがないほどの現象なの」
ジャイアン「さっぱりわかんねえよ」
出木杉「つまり、武君が電車で目的地に行くか車で目的地に行くか選択しても、
行き着く先は同じってことさ。
それを世界に当てはめてみればいい。
どんな道を選択しても本来の目的地に辿りつく仕組みになってるのさ」
しずか「でも私たちは過去へ行ってタイムパラドックスを起こしたこともあるわよ?」
63 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:14:47.01 ID:
RxJhXhnK0 ジャイアン「なぁ、タイムパラダイスってなんだ?」
スネオ「パラドックス。例えば過去に行ってジャイアンの母ちゃんを殺したとする、そうすると
今いるジャイアンは生まれないじゃないかってことで今いるジャイアンの存在が消えてしまうってことさ」
ジャイアン「母ちゃんを殺すなんてゆるさねぇ!!」
スネオ「なんなんだよ君は!?」
ドラミ「鉄人兵団のことね、報告を受けているわ。あの詳細は私たちもわからない……
本来そのような大きな影響を与える行為をしてもそれはパラレルワールドのこととして処理されて
今いる世界の現実は変わらないはずなのに……二十二世紀と言えども謎は多いのよ」
65 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:18:08.86 ID:
RxJhXhnK0 ジャイアン「パラレルワールド?」
のびた「限りなく似ているけど僕たちの住んでいる世界とは異なった世界のことさ、
その世界は現実の僕らの居る世界とは関係が無くなる。
『もしもボックス』なんかがそうだって前ドラえもんが言ってたよ」
スネオ「だめだ、それじゃジャイアンに理解できない……テレビゲームがあるだろ?
あれにはセーブデータが何個か作れるじゃないか、
どれも内容は同じゲームだけど進み具合が違ったりするだろ、
そしてお互いのデータには影響しない。そういうことさ」
ジャイアン「いや、別にのびたの説明で理解できたぞ。なに言ってんだお前」
スネオ「……」
出木杉「話を戻そう、どうして航時法違反になるんだい?」
66 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:19:26.28 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「例え強制力が働いたとしても、パラレルワールドとして処理されるとしても、
まだ世界の謎が解明されない以上そういう行為をしてはいけないことになってるの」
のびた「……じゃあなんでドラえもんは法律違反してまでこの時代に来ていたんだ?」
ドラミ「ドラえもんさんは……タイムパトロール隊の隊員なの、それも特A級のね」
一同「!!!」
ドラミ「タイムパトロール隊は時空犯罪者を捕まえるために、
過去に介入している時空犯罪者を捕まえにその時代に干渉されることが許されるの」
ドラミ「でも干渉といっても大規模な介入はできない……
そこで考えだされたのがその時代の人間と協力して犯罪者を捕まえる方法……」
しずか「まさかその協力するタイムパトロール隊の役目が……?」
ドラミ「そう、ドラえもんさんよ」
68 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:20:42.87 ID:
RxJhXhnK0 スネオ「信じられないな……」
ドラミ「あなた不思議に思わなかったの?ドラえもんさんが持ってる秘密道具には
簡単にパラレルワールドを作ってしまったり、危険な道具があったりしたでしょう?
あれを未来人全員が持ってたら世界が崩壊するわよ?」
のびた「そういえばドラえもんのやつ昔ねずみ殺すために地球破壊爆弾なんての使おうとしてたな……
冷静に考えるとおかしいな」
しずか「……冷静に考えなくてもおかしいと思うわ……それ……」
70 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:22:13.26 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「ドラえもんさんの使う道具の大半は未来でも限られた人間にしか使うことが許されてないの、
タイムパトロール隊のエースの特権よ」
出木杉「じゃあドラえもんと協力するその時代の人間っていうのは……!」
ドラミ「そう、のびたさんよ」
のびた「!!」
スネオ「じゃ、じゃあドラえもんがこの時代に来た本当の理由って……!」
ドラミ「この時代にきている時空犯罪者を捕まえることよ……のびたさんと協力してね」
のびた「……本当なの?」
71 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:23:41.48 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「未来のコンピューターがその時代の協力者を選ぶの……
のびたさんが選ばれたとき、少し問題になったわ、
『年齢が若すぎる』、『お世辞にも優れた人材とは言えない』、とかいろいろね。」
ドラミ「年齢が若いからまだ事情は話せない、だからタイムパトロール隊は
のびたさんの子孫の協力を借りてドラえもんさんを送り込む口実をつけたの」
ジャイアン「でもおかしいじゃねえか、ドラえもんが来てからもう何年もたってるぞ!
時空犯罪者がいるのにいままで何をしていたんだ?」
ドラミ「……正直のびたさんの能力に不安があったから
少し前の時代からのびたさんと接触してのびたさんを鍛えることにしたの。
パラレルワールドが発生しないような干渉をすればそれで十分任務を行うことができるわ」
ドラミ「そして今年こそ、のびたさんが捕まえる時空犯罪者が逃げ込んだ年なの。
私たちはそいつの活動を調べていた……
そして数日前、小規模の亜空間発生反応がこのすすきヶ原周辺で確認されたわ」
72 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:25:30.30 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「ドラえもんさんはのびたさんに真実を話して時空犯罪者を捕まえるという手筈になっていた……でも」
ドラミ「ドラえもんさんはそうしなかった。恐らく一人で時空犯罪者を捕まえにいったんだわ……
連絡がないところをみると恐らく失敗してつかまった……。
そしてその独断行動はタイムパトロール隊員でも許されることではないわ、
現地人と協力せずに行動したんだもの、例え無事に戻ってきても処罰は免れないはずよ……」
ジャイアン「なんだって!?」
スネオ「おいおい、無茶しすぎだぞ!」
出木杉「どうしてそんなことを……!」
しずか「ドラちゃん……!」
のびた「僕の……」
のびた「僕のせいだ……っ!」
73 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:27:03.33 ID:
RxJhXhnK0 のびた「僕が……ドラえもんのいる日常が大事だなんて言ったから!あいつ、変なとこで気にして……
自分が嘘ついてるってばれたくなかったんだ!
一人で解決して何も言わないまま未来へ帰ろう、って考えてたんだ……っ!」
ドラえもん、君は実にばかだな
僕がそんなこと知ったところで君を嫌いになるはずないじゃないか
君はドジで間抜けなネコ型ロボットだ
それ以上でも以下でもないんだ
そんな君は僕にとっちゃ一番の親友なんだぜ
のびた「助けにいくよ……あいつ一人でなんていいかっこなんてさせない……っ!」
しずか「のびたさん……」
75 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:28:38.67 ID:
RxJhXhnK0 のびた「もともと僕の役目なんだろうそれは!だったら僕がやってやる!
そうすりゃタイムパトロール隊も文句ないだろ!ドラえもんを処罰できないはずだ!」
ドラミ「……」
スネオ「おいおい……のびた、いままでの冒険とは違うんだぞ!?ドラえもんがいないんだぞ!?
第一道具がないよ!それに相手は未来の道具をもってるんだぞ!?
犯罪者なんだぞ!!下手すりゃ……殺されるかもしれないんだぞ!?」
のびた「あっちが秘密道具をつかうならこっちもドラミちゃんのを貸して貰うよ、同じ条件ならいける。
それにドラえもんがいないのはこれまでだってあっただろ?」
スネオ「で、でも……」
ジャイアン「あー、わけわかんねえ」
77 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:30:16.36 ID:
RxJhXhnK0 ジャイアン「全然わけわかんねえぜ、さっぱりだ!タイムなんとかとか工事だかなんだかよ!
お前らの話は難しすぎて全然わかんなかったぜ!!」
スネオ「ジャイアンもかい!?そうだよね!いきなりこんなこと言われたって……」
ジャイアン「でもな」
ジャイアン「心の友が敵に捕まってる、それを助けねえのは男じゃねえ、ってのはわかるぜ」
スネオ「ジャイアン……」
ジャイアン「のびた、俺も手を貸すぜ!」
のびた「ジャイアン……君ってやつは……!」
スネオ「ああぁぁ!はいはいわかったよ!!」
79 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:31:57.61 ID:
RxJhXhnK0 スネオ「のびたもジャイアンも!こういう危険な時になると急にカッコよくなるんだから!
そして俺は怯えても拒否をしても君らに巻き込まれるのさ!!
笑えないお約束だよ!笑えないよ!まったく!」
スネオ「あーぁ!飽きちゃったよこの展開!!いいさ、いいとも!俺も手伝う!
こうなった君らはもう止められないんだ!そんなのわかってるよ!
だったら今回は君らと一緒に暴れてやる!もうやけくそだい!」
のびた「スネオぉ……!」
ジャイアン「それでこそ男だぜ!心の友よ!」
スネオ「……べ、別にあいつがいないと夏休みの旅行計画が台無しになるからってだけだからな!」
しずか「私も……手伝うわ!」
81 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:33:25.31 ID:
RxJhXhnK0 しずか「ドラちゃんが危険なら助けるわ、友達だもの!
それにいままでドラちゃんには危ないところを何度も助けてもらったから……!」
のびた「でもしずかちゃん、君は……」
しずか「あら?のびたさん、今更女だからってことで仲間外れは無しよ?
それにソフトボール部入ってるしそこそこ使えると思うわよ?」
ジャイアン「だっはっは!さすがしずかちゃん!男だぜ!」
しずか「私は女よ!」
スネオ「しずかちゃん、中学入ってから性格かわったよね……」
出木杉「……僕も力を貸すよ」
のびた「出木杉!?」
83 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:35:20.57 ID:
RxJhXhnK0 出木杉「僕じゃ力になれないかもしれないけどね……
こんな話、僕にとっては初めてだしさっきから情けないことに腕の震えが止まらないよ……」
スネオ「じゃあなんで……!」
出木杉「僕はさ、中学校に入ってからやっと君達と本当に仲良くなれた気がするんだ、
恥ずかしいことだけど、僕にとっちゃ初めての友達かもしれない。
そんな友達が危険なことをしようとしてるんだ、
僕はそれを黙ってみていられる程ドライじゃあない……」
出木杉「ドラえもんも友達だ、助けにいかない理由はないさ、
いくら怖くても、これから逃げたら、僕は自分で自分が許せなくなる……!」
のびた「……出木杉ぃ!」
ジャイアン「心の友よぉぉ!!」
スネオ「……まったく!君のことは買っていたのにどうやら君は相当の馬鹿らしいな!」
しずか「さすが出木杉さん!」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 00:36:57.23 ID:bIjLCsAs0
本題入る前にクライマックスみたいだwwwwwww
85 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:37:10.40 ID:
RxJhXhnK0 のびた「と、いうわけさ、ドラえもんは僕たちが助ける、時空犯罪者も僕たちが捕まえる、両方やるさ!
文句はないだろドラミちゃん!」
ドラミ「……ええ、問題ないわ、こうなった皆は強いものね……
私も道具の提供くらいの干渉なら許されるはずよ、協力するわ」
のびた「ありがとう……安心してよ、君の『お兄ちゃん』は僕たちが助ける!」
「まっかされよう!」「安心してドラミちゃん!かならずドラちゃんは助けるわ!」
「出木杉君、わかんないことあったら俺に聞けよ!」「あはは!頼もしいなスネオ君は!」
ドラミ「……ふふ、どうしてコンピュータがあなたを選んだのか、わかる気がするわ」
ジャイアン「そうかぁ?俺にはわからねえなあ!」
スネオ「本当だよ!見る目がないねぇ未来のコンピュータは!選ばれるべきはこの俺なのに!」
のびた「あははは!そうかもね!きっと間違いだ!」
出木杉「のびた君は謙虚だな……自信持てばいいのに」
しずか「そこがのびたさんのいいところの一つよ」
ドラミ(あなたの周りにいる仲間……それがあなたの力なんだもの)
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 00:37:42.36 ID:o7d8beqbO
ヤベェ…面白レェ
87 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:38:08.62 ID:
RxJhXhnK0 ほんのちょっと休憩します、本当オナニースレで申し訳ない
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 00:38:19.00 ID:sjSzb/ydO
小学生の時は清楚だったのに中学に入ったらビッチになるのはよくあること
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 00:42:13.28 ID:bIjLCsAs0
藤子ファンタジーも喜んでるだろなぁ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 00:42:35.69 ID:6oO9ma1IO
わくてかして待ってるぜ
98 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:54:17.81 ID:
RxJhXhnK0 ジャイアン「よし!それじゃ早速ドラえもんを助けに行こうぜ皆!」
スネオ「ちょっと待てよジャイアン!」
ジャイアン「なに言ってんだスネオ!お前まだ怯えてんのか!」
スネオ「違うよ!ジャイアン、行くったってどこに行くのさ!」
ジャイアン「決まってんだろ!悪いやつのところだよ!」
出木杉「い、いや……、その悪いやつの居場所が分かるのかい?」
ジャイアン「……いっけね、居場所がわかんねぇや、ははは!」
のびた「ドラミちゃん、手掛かりはないのかい?」
100 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:55:54.42 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「さっきも言ったけど、
この時代のここすすきヶ原で小規模の亜空間発生反応があったことしかわからないのよ。
正確な位置までは特定できてないの」
ジャイアン「『あくうかん』ってなんだ?」
出木杉「僕たちの時代では証明されてないんだけど、SFなんかではよく聞くな。
今僕たちが居る空間とは違う空間のことさ。超空間ってのも聞くよ。
実際の空間の法則は亜空間では通用しないってのが共通の認識じゃないかな」
スネオ「ほら、ドラえもんのポケットの中身、
あれはポケットの見た目よりも全然広いだろう?ああいう空間のことさ」
しずか「亜空間が発生することで何がわかるの?」
101 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:57:14.72 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「大抵、時空犯罪者は現地人にわからないようにアジトを作るわ。
それは近代になるに連れて亜空間による秘密のアジトを作る可能性が高くなっているの」
出木杉「……なるほど、今の時代の日本は人が住んでなくて空地で
誰もこない都合のいい秘密の隠れ家なんて作り辛いからね」
スネオ「亜空間発生の位置は突き止められないにしても、何か他に手掛かりはないのかい?」
102 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:58:39.83 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「……のびたさん、ドラえもんさんはいなくなる前に何か変なことをしてなかった?」
のびた「変なこと?」
ドラミ「失踪する前のドラえもんさんの行動に何かヒントが隠されているかもしれないわ」
のびた「うーん……そう言えばあいつ、夜中まで起きてたみたいだったな、
ミーちゃんとデートだ、とか言って」
ドラミ「そのとき、ドラえもんさんは何をしていたの?」
のびた「……うーん……」
あの夜、ドラえもんは何かをしていた?
103 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 00:59:56.91 ID:
RxJhXhnK0 ジャイアン「ドラミちゃん、こいつは寝ることにかけては天才的なんだ」
スネオ「のびたのことだ、多分布団に入ってすぐ寝ちゃったからわかんないんだよ」
のびた「へえ、よくわかったねぇ……!」
しずか「のびたさんのことは大体想像できるわよ」
じゃい・すね「「そういうこと!」」
のびた「……なんか複雑」
出木杉「あはは!」
出木杉「そうなるとやっぱり自力で探すしかないね」
104 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:01:27.79 ID:
RxJhXhnK0 のびた「ドラミちゃん、なにか道具はないかい?」
ドラミ「私単体が許可を取っている道具で役立ちそうなのは……はい!『尋ね人ステッキ』!」
スネオ「なんだ、ドラミちゃんもドラえもんと変わらないなあ、凄い道具期待してたのにやっぱりそれか」
ドラミ「し、失礼ね!なんだとは!この尋ね人ステッキはストーカー目的で使われた事件が発生して以来、
プライバシー保護の観点から免許がいる制限道具なのよ!一般人だと持てないの!」
出木杉(リアルな理由だな……)
ジャイアン「じゃあ俺がそれで探しに行くぜ!」
スネオ「俺も行くよ!」
出木杉「じゃあ僕も一緒に行こうかな」
のびた「じゃあ僕も……」
スネオ「のびたは駄目だ」
106 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:05:02.39 ID:
RxJhXhnK0 のびた「なんでさ!」
スネオ「お前、運が悪いじゃないか。この前だってドキモンパンのおまけシール三回連続でタケル君だった だろ!
尋ね人ステッキの確立は70%なんだぜ、運が悪いやつはお留守番でもしてろ」
のびた「そんなぁ!」
スネオ「……なんてね、この流れが懐かしくてつい言ってみただけだよ、へへ!」
出木杉「のびた君はドラえもんがなにかを残してないかこの部屋を調べてみたりした方がいいと思う、
こっちは任せてくれ」
ジャイアン「なぁに!俺様が居るんだ!安心して報告を待っててくれよな!」
107 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:06:23.94 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「何かあったら連絡が取れるように……はい、『糸なし糸電話』を渡しておくわ、
それと相手は時空犯罪者、未来の道具にも詳しいはず、
道具を使うところを見られたら危険だから念のため『石ころ帽子』と『タケコプター』を渡しておくわ……
タケコプターで移動するときには石ころ帽子も使ってね」
しずか「みんな、無茶はしないでね」
スネオ「なに、大丈夫だよ!問題はジャイアンだけど……」
ジャイアン「……俺のどこが問題なんだスネオ!」
ガツン!
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 01:07:27.56 ID:bIjLCsAs0
道具デターーーーーー!!!!!
110 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:08:11.38 ID:
RxJhXhnK0 ジャイアン「殴るぞ!」
スネオ「痛い!殴った後に言わないでよ!そうやってすぐかっとなって無茶する所じゃないか!」
出木杉「わあ、押さえて押さえて……!じゃ、じゃあ行ってくるよ、はは……」
ザザッ……たったったった
のび母の声「あらもう帰っちゃうの?」
出木杉の声「いえ、少し調べ物をしに出かける所です」
スネオの声「そういうことです、……本当のびた君のお母さんはいつみても……それじゃあ、また来ます」
のび母の声「あら、スネオさんたら……!そうそう、みんな、後でスイカを出すから帰ってくるのよ?」
ジャイアンの声「わぁ!本当ですか!!楽しみにしてまーす!んじゃ、行ってきまーす!」
出木杉の声「行ってきます!」
のび母の声「はい、いってらっしゃーい!」
111 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:10:13.55 ID:
RxJhXhnK0 のびた「よし、僕らは押し入れから探してみようか」
のび太の家前
スネオ「よし、早速尋ね人ステッキを使ってみるか!」
出木杉「そう言えば、尋ね人ステッキって?」
ジャイアン「探している人の方向を70%の可能性で教えてくれる道具なんだ、
70%ってのが少し不安だけどな」
出木杉「どうして?」
スネオ「そりゃあ30%の確立が出て違う方向に行ったら大変じゃないか」
112 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:11:51.77 ID:
RxJhXhnK0 出木杉「いや、例えば今倒してさ」
カランッ
出木杉「目の前を北とするとここから北東に向いただろ?もう一回倒して……」
カランッ
出木杉「次は北北西」
カランッ
出木杉「次はまた北東……こうやって何回かやれば正しい方向がわかるんじゃないかな」
ジャイアン「おぉ!さすが出木杉!」
スネオ「……あら、どうしてこんな簡単なこと気付かなかったのかしら、ぼくちん」
113 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:13:35.63 ID:
RxJhXhnK0 カランッ
カランッ
出木杉「……うん、多分目の前を北とするとここから北東で多分間違いないね」
スネオ「じゃあ石ころ帽子をかぶってタケコプターで行こう!」
出木杉「石ころ帽子って?」
ジャイアン「被るとその辺にある石ころみたいに気にされなくなって姿が見えなくなるのさ」
出木杉「でもそれを被ってしまったら僕たちがお互いに姿を見れなくなってしまうんじゃないかい?」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 01:14:04.54 ID:iXv3fVH8O
追いついた
支援
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 01:14:52.64 ID:WiVNq+HM0
みてるよ!応援してる。
116 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:15:09.83 ID:
RxJhXhnK0 スネオ「……どうしてこんな簡単なことに気が付かなかったんだろ……
ドラミちゃんも案外抜けてるよね……」
ジャイアン「どうするんだよスネオ!」
スネオ「しょうがない……歩くしかないんじゃないか?さすがにタケコプターは目立つだろ、
俺は見つかっていきなりズドン!……なんてのはやだよ!」
出木杉「うん、それがいいね。まっすぐ目的地には行けないだろうけど敵の居場所はすすきヶ原なのは
間違いないんだからそんなに遠い距離というわけでもないだろう」
ジャイアン「じゃあ自転車に乗っていこうぜ!その方が早い!」
スネオ「うん、じゃあ自転車を取りにいったん解散だ!」
出木杉「またここに集合しよう!」
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 01:15:17.32 ID:bIjLCsAs0
出来杉アタマイイーーーーーーー!!!!!
119 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:16:56.56 ID:
RxJhXhnK0 のびたの部屋
のびた「うーん、ドラえもんのやつしばらく見ないうちに押し入れに物をため込んだな……
こりゃあちょっと時間がかかるぞ」
しずか「あら?なにか箱があるわよ?」
パカッ
ドラミ「……どら焼き?」
のびた「あぁ、ドラえもんのやつ、たまにどら焼きをそうやって隠すんだ、僕が食べると思ってね。
まったく……僕はそこまで食い意地ははってないのに」
ドラミ「……」
120 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:18:42.09 ID:
RxJhXhnK0 のびた「しかもその隠したどら焼きをよくネズミにかじられるんだ、
それを僕だと思って『ぼくのどら焼きを食べたな!』、なんて言うんだよ。
誰がそんないつのものかわからないどら焼き食べるかってんだ。」
のびた「その後犯人のネズミが登場、ドラえもんが大騒ぎってのがよくあるパターンさ、
なにが高性能ロボットだよ。笑っちゃうよな、案外あいつは学習能力がないんだ」
しずか「うふふ、ドラちゃんらしいわね」
ドラミ「……」
しずか「……ドラミちゃん?」
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 01:22:08.22 ID:hDJyDbzrO
ドキモンパン懐かしいな2巻ぐらいか
125 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:37:08.38 ID:
RxJhXhnK0 ----
のびた「ねえ、そろそろ話してくれないかな、
なんでドラミちゃんはいつものようにドラえもんを『お兄ちゃん』って呼ばないんだい?」
ドラミ「私たち、あんまり仲が良くないのよ」
のびた「ドラミちゃんが?ドラえもんと!?まさかぁ!」
ドラミ「本当よ、私が作られた時にはもうドラえもんさんはタイムパトロールに入っていて、
その寮に住んでいたから一緒に暮したことはないし……」
しずか「でもいつも仲良さそうに話してたじゃない」
127 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:39:18.54 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「それはのびたさんの前だからよ。私はドラえもんさんの連絡係みたいなものだから
のびたさんの前に行かなければならない時もある、
その時に私たちが仲が悪いとのびたさんに悪い影響が出るといけないから
仲がよさそうに振る舞っていたの」
ドラミ「のびたさんの前じゃないとね、私たち本当に事務的な会話しかしないの、
のびたさんの前だけ仲がいいように振る舞う冷めた兄妹……それが私たち」
ドラミ「きっとドラえもんさんは私のことを煙たがっているでしょうね……」
しずか「ドラミちゃん……」
のびた「本当に……」
のびた「本当にそう思うのかい?」
ドラミ「……」
128 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:41:43.54 ID:
RxJhXhnK0 のびた「僕の目には君らの仲の良さは演技に見え無かったよ、
だって僕は君らを見てて兄妹っていいなっていつも思ってたんだから。
僕も妹や弟が欲しくなったくらいさ」
しずか「私もそう思うわ、ドラミちゃん。あなた達は本当に仲のいい兄妹よ」
ドラミ「……」
のびた「ドラえもんってさ、人には結構いうくせに恥ずかしがり屋だったり意気地無しなとこがあるんだよ、
好きなネコがいて友達になりたいって言ってた時も、
あいつったら馬鹿みたいに緊張して何も言えなくなっててさ」
のびた「ドラミちゃんに対してもそうなんだと思うな、あいつ僕にたまに君の話するんだぜ」
ドラミ「……私の?」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 01:50:46.80 ID:pKX3rn6e0
夏休みの冒険に、頭の良い出来杉が合流、ドラえもんとドラミがただの同僚・・・
この辺をどうやってうまく処理していくのか非常にワクテカしている
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 01:51:02.77 ID:yJcbo+4m0
追いついたぜ
支援支援
132 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:51:25.97 ID:
RxJhXhnK0 よんでくれてる人本当ありがとう、毎回孤独との戦いなんだよな、コレ
---
のびた「うん、ドラミは僕と違って優秀だ、とかさ。
あいつまるで自分のことのように誇らしげに自慢するんだよ」
ドラミ「……」
のびた「今度僕の前じゃなくても『お兄ちゃん』ってよんであげなよ、あいつのことだ。絶対喜ぶよ。
普段はきっと照れくさいからあんまり会話できないだ」
ドラミ「そう……かな」
しずか「きっとそうよ、だから、もう仲が悪い兄妹だなんて悲しいこと、言わないでね」
ドラミ「……うん」
のびた「ふふふ、よし、探し物を再開しよう!」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 01:51:40.77 ID:VnWpLNvL0
のびたの「〜〜だぜ」って原作でしか使ってないよね?
>>133
キャラクターのセリフは原作とアニメ混ぜて書いてるんだ。
違和感あったら申し訳ない
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 01:56:53.46 ID:VnWpLNvL0
いや、それがいいなーって思ったからね
批判的に聞こえたみたいですまんこ
135 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:55:44.59 ID:
RxJhXhnK0
---
商店街
ジャイアン「そっれがどおしぃーた!ドラぼくえーもーんー!」
スネオ「結構進んでるはずなのに、なんかどんどん賑やかな所に出ちゃってるよ?
このステッキ壊れてるんじゃないの!?」
出木杉「いや、多分こっちであってると思う」
スネオ「どうして?」
出木杉「この時代はもう隠れ家に適した土地がないんだよ」
スネオ「うん、それはドラミちゃんが言ってたな」
ジャイアン「きーみょうきてれつまかふしぎ!」
138 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 01:58:52.69 ID:
RxJhXhnK0
-----
出木杉「亜空間というのは別の空間。だからその土地が広いか広くないかは関係がない」
スネオ「そうか……!人通りが少ない所よりも多い所の方がかえって目につきにくい!
亜空間のアジトなら広さなんて関係ないもんね!」
ジャイアン「きーそうてんがいししゃごにゅう!」
スネオ「でも人通りが多いとアジトに入るところを見られたり、
誰かに入口を見つけられたりするんじゃないかな?」
出木杉「うん……、そう考えるとなると、敵はその条件をクリアする所に
アジトの入り口を隠しているんだと思う」
ジャイアン「でぇまえじんそくらくがきむっよっうぉー!」
140 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 02:01:41.27 ID:
RxJhXhnK0 ----
スネオ「と、なるとだ、妥当な所で何かの建物をこの時代で買うか借りるかしているってことかな?」
出木杉「可能性は高いと思う。怪しまれず、そして見つからない。
そうなると他人が入れないような建物の可能性が高い」
スネオ「じゃあその考えを踏まえて探せばいいんだ!」
ジャイアン「ぼぉぉくうぇもぉんんー!」
スネオ「うるさいよジャイアン!ちょっと静かにしてくれ!さっきから道行く人がジャイアンのことみてるよ!」
ジャイアン「当然だ、俺の美声に反応しないわけがない……!」
スネオ「よく言うよまったく……」
出木杉(極度の感覚性音痴なんだな武君は……)
ジャイアン「お、そこにいるのは我がバンドのメンバーではないか!」
安雄「じゃ」
はる夫「ジャイアン!!」
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 02:01:54.79 ID:bIjLCsAs0
ジャイアン付いていけてるのか?www
なんかマトリックス思い出したwww
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 02:03:42.86 ID:F6AaOI7i0
ジャイアンがのびたよりはるかに馬鹿になってるw
143 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 02:04:36.36 ID:
RxJhXhnK0 --------
安雄・はる夫(最も会いたくない人物に会ってしまった……!)
キキッ
ジャイアン「どうだお前たち、俺の作った曲は聴いたのか?」
安雄「も、もちろんだよ!」
ジャイアン「よぅしよし、じゃあ出だしを歌ってみろ」
安雄「……」
はる夫「……え、えひめの!」
ジャイアン「……てめえら!嘘付きやがったな!まったく聴いてねえだろ!」
ガッシ!ボカッ!
安雄「スウィッ!!」
はる夫「ツァ!!」
出木杉「はは……そこらへんでやめて勘弁してあげなよ」
145 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 02:07:35.24 ID:
RxJhXhnK0 のび太の部屋
のびた「あれ?ドラミちゃん。これって何だっけ?どこかで見た気がするんだけど……」
しずか「なんだか香水みたいな入れ物ね……」
ドラミ「ふふふ、これはね、しずかさん、ちょっと指を貸して」
しずか「いいわよ」
ドラミ「まずこの液体を指に塗る」
ぺたぺた
ドラミ「次に乾かすの」
146 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 02:10:31.92 ID:
RxJhXhnK0
しずかちゃんが腕をぷらぷらさせている……
ドラミ「乾いたら『バン』!っていってみて」
あ、思い出したぞこの道具……
しずか「え?」
しずかちゃんがぷらぷらさせている指の先は僕の方向に向いていて
のびた「ちょ、ちょっとまったしずかちゃん!」
しずか「『バン』?」
のびた「っ!!」
ドタンッ!
しずか「あれ!?の、のびたさん!?」
のびた(この道具、液体性の『空気ピストル』だ……)
しずか「なんで急に倒れたの!?のびたさん!?ちょっと……のび……」
……
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 02:11:59.35 ID:bIjLCsAs0
ええええええええっ!!!!!
148 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 02:13:19.78 ID:
RxJhXhnK0 のびた「ひどいじゃないかドラミちゃん!」
ドラミ「ご、ごめんなさい、まさか当たるとは……」
しずか「ごめんねのびたさん、まさか気絶させちゃうなんて……」
のびた「あ、いやしずかちゃんが悪いんじゃないよ!?しずかちゃんは全然悪くない!」
ドラミ「……態度が全然違うわね」
しずか「つまり、この液体を塗って乾かして『バン』と言えば空気ピストルがでるのね?」
ドラミ「そう、指一本につき一発よ、殺傷能力はないけど気絶くらいはさせられるわ」
のびた「うーん……なんでこれがここに?」
149 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 02:16:59.03 ID:
RxJhXhnK0 ドラミ「お兄ちゃんが置いていったのかしら?」
のびた「あいつポケットの中だけじゃなく押し入れの中まで整理してないんだな……あきれるよまったく」
しずか「……あれ?これ何かしら、マイク?」
ドラミ「それは『ジーンマイク』ね、それを使って話すとどんな歌や言葉でも感動的に聞こえるの」
のびた「……あいつ、本当に整頓癖ないな……」
ドラミ「ちなみにどっちも制限道具よ。免許無しには扱えないわ」
すすきヶ原 中心地
ジャイアン「なあ、まだ行くのかよ、さっきっからおんなじ所行ったり来たり、どうしったっていうんだよ」
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 02:17:48.30 ID:Qt7U32ONO
この道具の時ののび太はかっこよかったなぁ…
152 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 02:20:25.59 ID:
RxJhXhnK0 スネオ「つまりそれは目的地が近いってことだよ、ジャイアン」
ジャイアン「どうしてだ?」
スネオ「尋ね人ステッキが示す方角が極端に変わりやすくなったんだ
つまり僕らは目的地を通り過ぎたりしてるわけだな」
出木杉「二人とも」
ジャイアン「うん?」
出木杉「目的地を見つけたと思う、十中八九あれだ」
出木杉は一つの一階建ての白くて綺麗な建物を指さした。
スネオ「……なんかの事務所かな、ずいぶん新しい……こんなの、前からここにあったっけ?」
ジャイアン「わかんねぇけど……あそこの中にドラえもんが居るんだな、腕がなるぜ!」
スネオ「鳴らせちゃだめだよジャイアン!今回は場所を突き止めるだけなんだから!」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2008/10/05(日) 02:20:44.64 ID:9sj/LKGR0
空気ピストルか〜
あの話は俺も好きだな〜
期待支援
154 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 02:23:41.51 ID:
RxJhXhnK0 ジャイアン「馬鹿野郎、スネオ!ここが敵のアジトかどうかを調べるってんなら、
中に入んなきゃしょうがないだろ!」
出木杉「確かに……うん、そうだね。一理あるな」
ジャイアン「こっちには石ころ帽子がある!楽勝だぜ!自転車をどこかに置いて中に入ろう!」
スネオ「いやだよ、いやだよ!行くんなら皆で行った方がいいだろ!危険すぎるよ!」
出木杉「……でもスネオ君、少人数の方が潜入しやすいと思うよ」
スネオ「まさか出木杉君……おいおい冗談だよね?」
出木杉「……怖いけど……行ってみよう!」
スネオ「うわわあん!やっぱりぃ!!」
ジャイアン「スネオ、ここまで来たんだ!男を見せろ!!」
スネオ「お、俺は……ああ!やめてよジャイアン!引っ張らないで!!
うわああわあ!!ママーーー!!!」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2008/10/05(日) 02:23:42.62 ID:bIjLCsAs0
わかんねぇけど ぶっとばしてくださいwwww
193 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 11:31:16.18 ID:
RxJhXhnK0 場所 ?
ドラえもん(……う、うう……)
ドラえもん(ここは……一体?)
ドラえもん(確か急に体が動かなくなって……)
ドラえもん「僕、捕まったのか?」
?「やあ、お目覚めかねタヌキ君?」
194 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 11:34:35.47 ID:
RxJhXhnK0 ?「やあ、お目覚めかねタヌキ君?」
ドラえもん「お、お前は……!なんでお前が!?」
?「覚えていてくれて光栄だよ、ははは」
ドラえもん「体が重い……、ぼ、僕に何をした!」
?「時空犯罪者がタイムパトロールへの対策を講じないとでも思っていたのか?
君に効果があることを見ると、どうやら君はタイムパトロールらしいな」
195 :
1 ◆v98fbZZkx. []:2008/10/05(日) 11:37:12.75 ID:
RxJhXhnK0 ?「タイムパトロール隊のロボットには体内にある部品がつけられる、
その部品が仲間に自分の位置を知らせる役割を持っているのは君も知っているだろう、
その部品に反応してロボットの活動を鈍らせる電磁波を作ったのだよ」
ドラえもん「……ッ!」
?「君には……君達には借りがある、どうやらそれを返せそうだな」
ドラえもん「僕を……どうするつもりだ!」
?「なに、壊しはしないよ、もちろんそうするのは簡単だがね」
?「君の道具をちょっとね、借りたいだけさ……」